こんにちは。
今日は「嘘をつかずに自己防衛する方法」について、私の実践している考え方やスキルをご紹介します。
人間関係において、怒られたくない、責められたくない、嫌われたくない――そんな気持ちからつい嘘をついてしまうことってありませんか?
でも、嘘をつくと罪悪感が残ったり、後でバレて信頼を失ったり、精神的にもかなり消耗しますよね。
私はそんな状況から抜け出すために、「嘘をつかずに、自分を守る方法」を考えて実践しています。
嘘をつかない=なんでも言う ではない
まず最初に大事なこと。
「正直でいること」は、「全部を話すこと」ではありません。
私たちには、自分の情報を取捨選択する権利があります。
だから、嘘をつかずに自己防衛するというのは、
必要なことだけを伝え、言わなくていいことは言わない
という情報の整理と表現の工夫なのです。
嘘なしで自分を守る!7つの行動ルール
① 言わなくていいことは言わない
沈黙は嘘ではありません。むしろ最強の防御策になることも。
- 「それについてはコメントを控えさせてください」
- 「今はお答えできかねます」
こうしたフレーズは、自分を守る壁になります。
② 事実だけをシンプルに伝える
余計な感情や主観を交えると、突っ込まれたり言い訳っぽくなったりします。
だから「事実だけ、簡潔に」がコツです。
例:
×「ちょっと疲れてて行きたくない…」
○「今日は予定があるので失礼します」
これで十分です。正直だけどトラブルは防げます。
③ オブラートに包む=嘘ではない
「ストレートに言う」=「正直」と思われがちですが、角の立つ言い方は自分の身を危険にさらします。
言い換え・あいまい表現を使えば、防御力はぐっと上がります。
- 「少し苦手です」=実はかなり嫌
- 「今は難しいです」=断りたい
- 「もう少し考えさせてください」=返事を保留したい
④ 第三者やルールのせいにする
自分の意見を言うのが怖いときは、別の理由を借りましょう。
- 「会社のルールで…」
- 「家族の都合で…」
- 「担当の判断になります」
責任を外に置くことで、トラブルを避けつつ自分の立場を守れます。
⑤ 「できません」より「こうならできます」
完全なNOではなく、代替案を出すことでやんわり回避できます。
- ×「無理です」
- ○「それは難しいですが、○○ならできます」
こう言えば、相手との関係も壊さずに済みます。
⑥ 弱さを正直に伝える
素直に「できない理由」を話すのも、立派な自己防衛です。
- 「以前、無理して体調を崩したので」
- 「正直、自信がなくて…」
無理に強がらず、等身大で話せば、相手にも理解されやすくなります。
⑦ 攻撃されそうなときは質問で返す
怒られそう、責められそう…そんなときは自分から弁解せず、冷静に問い返すと流れを変えられます。
- 「どうしたらよかったと思われますか?」
- 「どの点が一番気になりましたか?」
相手に考えさせることで、自分を守りながら対話の主導権も取り戻せます。
まとめ|嘘をつかない自己防衛は「戦略」
嘘をつかないで自己防衛するのは、ただの誠実さではなく「スキル」や「戦略」です。
それは、自分を守るための丁寧な言葉選びであり、沈黙やあいまいさを味方につける技術です。
そしてその力は、信頼や安心感を生み、長い目で見て人間関係を整えることにもつながっていきます。
最後に
自分を守ることに罪悪感を持つ必要はありません。
「嘘をつかずに自分を大事にする」ための方法は、ちゃんと存在します。
少しずつ、試してみてくださいね。
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